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Rakuten Linkはなぜ無料で使えるの?

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楽天モバイルのお得な象徴の1つであるスーパーコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」は知ってる人も多いはず。

  • Rakuten Linkって無料で使えるの?
  • どうして無料なの?
  • LINEとの違いは?

という疑問に対して、本記事で解説します。

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目次

なぜ楽天リンクは無料なの?

通常の電話と楽天リンクの違いは使ってる回線が違うことが一番の理由でしょう。

  • Rakuten Linkはインターネット(データ通信)回線を活用
  • OS標準の電話アプリは音声専用回線を活用

インターネット回線と音声通話専用回線の違いは、コスト・音質・遅延ラグが大きな要素です。

インターネット回線は他人と共用し混雑しているため雑音・ラグが多い

インターネットをしている時、速度が遅かったり快適だったりを経験している人は多いと思います。

この原因は他人と共用していて、たくさん利用しているタイミングでは通信が遅くなってしまい、一方で利用している人が少ない場合はかなり快適に通信することができます。

Rakuten Linkでは上記の回線の混雑度合いで通話品質が変わってしまいます。

この品質の変化により、雑音が入ったり声のラグが大きかったりを引き起こしてしまいます。

音質に関して保証はできないけど無料で使えるといった特徴を持つのがRakuten Linkです。

通話専用回線は自分と相手だけで占有できるため、クリアでラグが少ない

OS標準の電話アプリで電話する際は、自分と相手の間に専用線を設けます。

他の人とは共用しておらず、ほぼ独占状態です。

その代わり30秒/22円かかってしまいますが、音声は割とクリアに聞こえ、ラグも非常に少ないのが特徴的です。

楽天リンクは有料化されるかもしれないと噂あり

2022年12月5日に利用規約が変更されています。

Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約
https://network.mobile.rakuten.co.jp/terms/pdf/rakuten_link.pdf

上記利用規約より抜粋すると、

本サービス利用者が別途合意する場合、本サービス又は本アプリの利用に関して、本サービス利用者に当社に対する料金等の支払い義務が発生する場合があります。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/terms/pdf/rakuten_link.pdf

このあたりが近い将来有料化に該当するんじゃないかと他のサイトで言われていますが、データ通信回線の通話の利用で有料化するというのは…少し考えにくいですね。

別のサービスが始まると有料化するんじゃないかと思います。今後の動きには注目です。

Rakuten Link活用のメリット・デメリットについて

ここで一旦Rakuten Linkのメリット・デメリットについて整理してみます。

メリット

  • 無料でかけ放題
  • データ容量を消費せずに通話が可能

メリットは何と言っても、Rakuten Linkからの発信は通話料が無料になることでしょう。

また、Rakuten Linkはインターネット回線を活用していますが、この時のデータ消費量はゼロなので、本当にかけ放題になります。

デメリット

  • インターネット回線を利用しているため、音声品質低下・遅延ラグが起きやすい
  • 通常の電話に比べて、音質が悪くなる確率が高い
  • 一部の電話番号にかける場合は有料(通常の電話)になってしまう

かなり大きなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。

インターネット回線を利用しているからこそ音声品質が低下やラグが起きやすく、最悪の場合は通話にならない可能性もあります。

OS標準の電話アプリと比べると品質面では劣ります。(料金面では上回りますが。)

また、完全にRakuten Linkだけで良いというわけではなく、発信先によっては電話アプリからしか発信できなので注意が必要です。

よくある質問

公式サイトから抜粋します。(2024/5/3現在)

対象外となる電話番号はありますか?

Rakuten Linkで(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)へ発信する場合、自動でOS標準の電話アプリに切り替わり、有料となります。

Rakuten Linkを利用した通話やメッセージでデータ容量は消費されますか?

Rakuten Linkを利用したメッセージの送受信、通話の発着信は、プラン料金を決定するデータ利用量にはカウントされません。また、パートナー回線エリアにおいても、高速データ容量を消費することなく、ご利用いただけます。

Rakuten LinkとLINEとの違いは?

どちらも通話/メッセージ機能があるので単純に比較してみます。

比較Rakuten LinkLINE
データ量消費消費しない消費する
利用回線インターネット回線インターネット回線
発信先相手の電話番号相手のLINEアプリ/アカウント
発信元自分の電話番号自分のLINEアプリ/アカウント
規格RCS得になし

Rakuten LinkはRCS規格であり、スマートフォンの標準機能だけで使えるアプリです。送信元、送信先が電話番号でOKな点が使いやすい点です。

LINEの場合は、相手もLINEアプリがインストールされていてアカウント登録ができていることが必要です。

それに比べればRakuten Linkは使いやすいとも言えるでしょう。

LINEMOを利用していればLINEギガフリーでLINE通話/メッセージはデータ量を消費しなくなります。

電波の繋がりやすさも考慮するとLINEMOも子供のスマホに選ばれています。

Rakuten Linkを使っても無料にならないケース

  • OS標準アプリの「電話」から電話してしまった
  • Rakuten Linkの無料通話対象外の宛先に電話してしまった
  • OS標準の電話アプリの発着信履歴から電話をしてしまった

上記のような場合には通話料が30秒/22円かかってしまうことに注意が必要です。

うっかりで課金されていくのはショックが大きいので気を付けておきたいですね。

OS標準の電話アプリを使っているのか、Rakuten Linkを使ってるのかを常に意識して利用することを心掛けておきましょう。

Rakuten Linkの音声品質を高める方法

Rakuten Linkの音声品質が悪い時に何か策があるのか?についてですが、音声品質を改善させる方法を紹介します。

  • 電波の良いところに移動する
  • インターネット回線が使われていない時間帯に利用する
  • Wi-Fiに繋いで利用する
    →楽天回線よりWi-Fi回線の方が品質が良い時に限る

電波の良いところに移動する

通話中に音声通話の品質が悪くなってきたら、電波の入りやすい窓側とか外に移動してみましょう。

楽天モバイルエリアでも繋がらない理由について」でも解説したように、楽天モバイルの電波は障害物に弱く電波が遮られやすいです。

なるべく、見通しの良い場所や屋外に出る方が良いです。

インターネット回線が使われていない時間帯に利用する

インターネット回線が混雑しているとRakuten Linkの音声通話品質も低下します。

そのため、お昼ごろに電話するとかなり品質低下が顕著だと思います。

もし電話できる時間を変更できるなら、あまりインターネットが使われていない時間帯にするようにしましょう。

総務省が発表している資料「主なメディアの利用時間帯」によると、昼12時、夜20-22時は混雑しているので、それ以外の時間にするのがおすすめです。

Wi-Fiに繋いで利用する

楽天モバイル回線が混雑しているなら、他の回線を使えば良いです。

例えば光回線を引いている家庭なら、楽天回線よりも通信が高速かもしれません。

通信が高速であればあるほど音声品質は高まるので、Wi-Fi回線につないでみましょう。

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