楽天モバイルがつながらないと言われる理由
「楽天モバイルに変えてから屋内で電波が悪くてつながらないんだけど、他のキャリアとは何が違うの?」
そんな疑問を持つ方に向けて「なぜ楽天モバイルは繋がらないと言われるのか」を解説します。
楽天モバイルがつながらない理由
ドコモ、au、ソフトバンクとの明確な違い
他の大手3キャリアに比べ、楽天モバイルが繋がりにくいと言われるのは「通信に利用している電波の”周波数が高い”から」です。
2024年では5Gが普及しつつありますが、「一部では5G、5Gが無理なら4G」というように全国どこでも繋がるのは未だに4Gなわけです。
4Gではドコモ、au、ソフトバンクは古くから700MHz~800MHz(いわゆるプラチナバンド)という低い周波数の電波を通信に使っています。
楽天モバイルは後から参入したこともあり、プラチナバンドを手に入れられず若干高めの周波数を利用して4Gサービスを展開しています。
ついに楽天モバイルも2024年6月27日あたりからプラチナバンドが開始されました!繋がりやすさは改善されていくでしょう。
楽天モバイルの電波の特徴
キャリア | 周波数の特徴 |
---|---|
docomo、au、 ソフトバンク | 低い周波数(プラチナバンド)を持つ。700~800MHz。 ・電波が壁に回り込みやすい ・距離により電波が減衰しにくい |
楽天モバイル | バンド3の高い周波数のみを持つ。1700~1800MHz。 ・電波が壁に回り込みにくい ・距離により電波が減衰しやすい |
電波の繋がりやすさに大きく影響してくるのが、
- 電波が壁に回り込みやすいか
- 距離による電波の減衰度合い
の2つです。
楽天モバイルの電波は周波数が高いので、「①電波が壁に回り込みにくく障害物があると繋がりにくくなりやすい」のと、「②距離による減衰度合いが大きいので、電波の届く距離が小さい」という特徴を持っています。
そのため、楽天モバイルは繋がりにくいんです。
つまりプラチナバンドはこの反対の性質を持つので、繋がりやすいんです。
通信基地局の数も少ない
上記で、電波の届く距離が小さいと説明しましたが、楽天モバイルが日本をカバーするために設置している通信基地局の数は他の3キャリアと比べると少ないです。
実際は全国カバーしているけど電波が薄い場所が存在していると考えられます。
(基地局数と電波の性質から導いた私の仮説ですが。)
キャリア | 4G基地局 | 5G基地局 |
---|---|---|
楽天モバイル | 59,767 | 21,593 |
ドコモ | 261,756 | 30,899 |
au | 195,565 | 51,968 |
ソフトバンク | 175,333 | 65,366 |
令和6年1月時点の統計ですが、ソフトバンクでも17.5万もの基地局を設置しているというのに、楽天モバイルは5.9万局と圧倒的に少ないことが分かります。
少ない基地局数で日本全国をカバーしようとすると、どうしても重なり合う部分が薄くなりカバレッジホール(※)ができてしまう可能性も高くなります。
※カバレッジホール:電波が届かず通信ができない範囲
そのため電波の薄い場所で楽天モバイルに接続しても、通信速度が出づらく繋がりにくいと感じてしまうのです。
楽天モバイル × プラチナバンドはかなり魅力的
ついに楽天モバイルもプラチナバンドを獲得し、商用サービスを展開し始めました。
4Gの繋がりやすさも徐々に改善されてくるのではないかと思います。
個人的にはプラチナバンドが完全に展開すると楽天モバイルが最強のキャリアになってしまう可能性も秘めています。
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