moto 64g 5Gは楽天モバイルで使える？周波数バンドから確認してみた

2024年6月28日

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「楽天モバイルでSIMフリースマホのmoto g64 5G使えるかな？」

「moto g64 5Gは楽天モバイルで使えるだろうか？」

楽天モバイルで販売されているAndroidスマートフォンは数が少なく、他で購入したSIMフリースマホが楽天モバイルで使えるかどうか気になる方も多いはず。

本記事でmoto g64 5Gが楽天モバイルで利用可能か、可能かどうか確認する方法について紹介します。

楽天モバイル公式での動作確認は？

moto g64 5Gはまだ楽天モバイル公式では動作確認されていないようです。

下記のmoto gシリーズは確認されています。

moto g13 5G：確認済み（利用可）
moto g30：確認済み（利用可）
moto g31：確認済み（利用可）
moto g32：確認済み（利用可）
moto g52 5G：確認済み（利用可）
moto g53j 5G：確認済み（利用可）

そのため、データ通信/電話/SMSができるか否かは、スマホが対応している周波数バンドを見て確認する必要があります。

楽天モバイル公式サイトではmoto g64 5Gのチェック結果は下記となります。（こちらからスマホの対応状況確認を確認可能です）

〇：確認　｜　×：使用不可　｜　ー：未確認

4Gデータ通信	ー
5Gデータ通信	ー
通話	ー
SMS	ー
APN自動設定　海外／国内 ※未対応なら手動設定すれば良いです	ー
ETWS	ー
110/119通話などでの高精度な位置情報測位	ー
nanoSIM/eSIM	ー

各種スマホの対応状況確認のチェック結果

moto g64 5Gは、現時点では楽天モバイル公式では動作確認されていないため全て未確認のステータスです。

ETWS…緊急地震速報や津波警報などの受信できる機能のこと。「Earthquake and Tsunami Warning System」の略。

そのため、対応している周波数バンドを確認しながら自己責任での利用となります。

moto gシリーズは通信/通話/SMS等全て利用できるとのことなので、周波数バンド的にもmoto g64 5Gも使えるとは思います。

moto g53j 5G（前機種）のチェック結果

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周波数バンドは対応しているか？

moto g64 5Gは楽天モバイル回線で使われるバンド3/18/26/28にはしっかり対応しており、周波数バンド的には利用できるようです。

楽天モバイルで利用されている周波数バンド	5G：n77/n257 4G：3/18/26/(28)
moto g64 5Gの対応している周波数バンド	5G: n1/3/28/41/77/78 LTE: B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42 参考：moto g64 5G公式サイト

一致している数値は太字

括弧書きにしている4Gのband28は、プラチナバンド割り当て予定です。
band18,26はパートナー回線（KDDIのローミング）です。
band26はband18を内包するので、26に対応していれば18も対応しています。
band18対応でもband26非対応の場合は、プラチナバンドのつかみが若干低下しますが、ほとんど影響ないと考えてOKです。

最近のSIMフリースマートフォンはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに対応しているのがデフォルトになりつつあるので、大きく問題になるわけではないと思います。

band18と26の関係性については、下記を参考にしてください。

band18と26の関係性

通信周波数	band 18	band 26
上り通信周波数	815MHz – 830MHz	814MHz – 849MHz
下り通信周波数	860MHz – 875MHz	859MHz – 894MHz

band18と26の関係

上記図のように、band18は26の中に内包されます。

ゆえにband 26に対応していればband18にも対応していると言えます。

楽天モバイルで使われるバンド

周波数バンド	周波数帯（Hz）	備考
4G：band3	1.7GHz帯	楽天モバイルが唯一使えるバンド
4G：band18	800MHz帯	パートナー回線プラチナバンド
4G：band26	（18と同じ）	（18と同じ）
4G：band28	700MHz帯	取得予定プラチナバンド
5G：n77	3.7GHz帯
5G：n257	28GHz帯

参考：business.mobile.rakute.co.jp

楽天モバイルが繋がりにくい理由は、自身としてはバンド３しか持たず電波の周波数が1.7GHz（非プラチナバンド）と高いためです。このような理由で他のキャリアと比べると繋がりにくいです。

パートナー回線のバンドも含めて、4Gはband３，band18(26)、band28に対応しているスマホ機種を選びましょう。

（※band28は現時点では不要ですが、プラチナバンドが提供されることを考えると28に対応していることが望ましいです。）

電波の周波数が低い方が繋がりやすいです。これをプラチナバンドと言います。下記のような特徴があります。

プラチナバンドの特徴

室内やビルの谷間、地下でも電波が届きやすい
より少ない基地局でエリアをカバーできる
（電波が遠くまで飛びやすい）
送受信できる情報量は他の周波数帯よりも少ない

なぜ楽天モバイルが繋がりにくいかについて詳細は「楽天モバイルエリアの電波が悪い理由について【基地局、周波数】」をご覧ください。

moto g64 5Gが対応しているバンド

moto g64 5Gの対応している周波数バンド	5G: n1/3/28/41/77/78 LTE: B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42

一致している数値は太字

つまり、band3、band18、band28に対応しているので、楽天モバイルでは利用可能と判断できると思います。

回線種類	主要な周波数バンド	moto g64 5G
ドコモ回線	4G：1/3/19 5G：n78/n79	対応
au回線	4G：1/3/18 or 26 5G：n77/n78	対応
ソフトバンク回線	4G：1/3/8 5G：n77	対応
楽天モバイル回線	4G：3/18 or 26 5G：n77	対応